脳のイメージング―脳のはたらきはどこまで画像化できるか
脳のイメージング―脳のはたらきはどこまで画像化できるか (ブレインサイエンス・シリーズ 12)
- 作者: 柴崎浩,米倉義晴
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1994/08/01
- メディア: 単行本
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脳科学の基礎を成すのが脳活動のイメージング(視覚化)だ。今や脳のイメージング技術無しには脳科学は成り立たない。
本書はEEG,MEG,MRI,CT,PET,SPECTといった様々な脳のイメージング手法について簡潔に分かりやすく解説している。脳の構造や機能についても初めに説明がある。1994年発行とやや内容が古いが(脳のイメージング技術は近年格段に進歩を遂げている),脳のイメージングについて初めて学ぶ(概観する)にはうってつけの入門書であろう。本書を読んで基礎知識をつけてから専門書を読み進めると効率的に学べるのではないかと思う。